未経験エンジニアの自分が質問するべきタイミングはいつなのか

この間社内kibelaに記事を書いたんですがこちらにも残しておきます

質問するべき状況がわかってる?

夏頃に先輩に「質問するべき状況がわかっていないんじゃないか」という話をしてもらいました

チームの人と仲良くなって質問がしやすくなるにつれ、自分の中でなあなあになってる気がしたので、考えの整理として書きます

調べてわからなければ質問する、は必ずしも正ではない

一旦自分で調べる => それでもわからなければ知っていそうな人に質問する を自分はやりがちだが質問するしないの判断の基準はそこじゃない

まず自分が次にすることが思いついているかを考える next actionがわからないのであればすぐに誰かに聞く そこで自分で調べても時間の無駄

自分で調べた方がいい状況は原因と解決方法にあたりがついている状態

答えを知っている人の思考プロセスを学ぶ

何をすべきかわからない時、質問する相手は全体感が見えている相手がいい 使っている技術に強い人かもしれないし、プロダクトとドメインに理解が深い人かもしれない

「xxxという状態になっていて何をすればいいかわからないんですが教えてください」といえばおそらくエンジニアは一つ一つ確認しながら問題の原因を絞り込んでいく

相手は「aは確認した?」「bの値は?」といった返答をくれるはず

そうすると次回同じ問題に直面した時に 「xxxという状態になっていて何をすればいいかわからないんですが教えてください。aが動いていて、bの値は正しいんですが、、」という聞き方ができる

相手は「じゃあ次はcはどうなってる?」という答えをくれるはず

何がわかっていて、何がわからないかを言語化できる力は質問力の一つ

何がわからないかわからないならすぐに聞かないといけない

それを繰り返していく中で思考のプロセスの補助をもらう

答えを持っている人が、どう考えて答えを導き出しているかを知る

質問しにいく前に自分の考えをアウトプットする

next actionがわからないなら誰かに聞くべき

その時に一度自分の頭の中を整理する

例えば絵に書いてみる、表に書いてみる、声に出してみる

質問するためには自分の考えを共有しないといけないが、自分の頭の中のものを相手に伝えるというのは思っている以上に難しい

それがうまくいかなくて困っている状態ならなおさら

自分のわかっていることとわかっていないことをきちんと切り分けるためにも何かしらの形でアウトプットするのはなかなか効果的

エンジニアである以上一生わからないものにぶつかり続けるだろうから質問力磨いていきたい