JAWS-UG東京 マイベストモーメント re:Invent 2019に参加してきた
12/11に目黒のAWSのオフィスで開催されたJAWS-UG東京支部のイベントに参加してきました
メインはもちろん先週まで開催されていたre:inventで発表されたアップデートの話です
印象に残った話を書いていきます
Amazon RDS Proxy
今まではLambdaとRDSをつなぐ場合、ラムダへのアクセスが増えスケールすると各LambdaがRDSと接続を持とうとし、結果RDSがパンクするという問題点がありました
これはSQLをLambdaで使いたい時の大きなブロッカーでした
今回発表されたRDS Proxyはその名の通りRDS用のProxyです
こいつがLambdaとRDSのコネクションをプールしておき、他のLambdaからのアクセスでも使いまわすことができます
そのため、Lambdaがスケールしてもコネクションが増えることは無くなります
感想
Lambdaは個人でLambda + DynamoDBという使い方しかしたことがなかったんですがこれはかなり便利そう
新規のサービスを立ち上げる時Lambdaを使う、という選択がかなりしやすくなる印象を受けました
AWS Outposts
AWSのサーバーストレージとネットワークがパッケージされてるラックを実際に置くことができるサービス
データセンターやオンプレミスで利用可能
障害対策ではなく、エッジコンピューティングの位置
ローカルとクラウドの通信をもっと早くしたいなど、超低遅延アプリケーション向け
例えばIoTなどと連携し、よりデータソースに近いところで収集と処理を行うことができるようになる
感想
シンプルにクラウドサービスなのに物理サーバーおけるんだw、と思いました
すぐには出会う機会はなさそう
費用は3ヶ月で6000万円くらいだそうです
AWS SageMaker Autopilot
機械学習の自動モデルチューニングを行ってくれるサービスです
専門家でなくても専門家のような学習を完全自動化しています
notebookの生成、提供により完全コントロール
notebookが提供されていることでトレードオフになりうる特徴量の修正は簡単に行うことができます
感想
僕はtwitterで追ってただけですが今年のre:InventはML一色って感じでしたよね
AWSのおかげでどんどん機械学習の敷居が低くなっているので競馬を絡めてなんか遊んでみたいなーと思っています
ワークショップ
5-10人くらいのグループに別れてre:Inventの感想などを共有しました
僕のグループには今年のre:Inventに参加した方が一人いらっしゃいました
とにかくスケールがでかいこと熱く語っていただきました
英語に関してはkey noteは同時通訳があるし、とにかく勇気を出して話しかければなんとかなるってことを別のグループの方も言っていました
まとめ
今回のアップデートは「コンテナ」「Machine Learning」がメイントピックだったかなと思います
クラウドがどんどん加熱している中で、来年のre:Inventには是非とも行ってみたいと思える会でした